虹の橋【詩】
この世を去ったペットたちは、天国の手前の緑の草原に行く。
食べ物も水も用意された暖かい場所で、老いや病気から回復した元気な体で仲間と楽しく遊び回る。
しかしたった一つ気がかりなのが、残してきた大好きな飼い主のことである。
一匹のペットの目に、草原に向かってくる人影が映る。
懐かしいその姿を認めるなり、そのペットは喜びにうち震え、仲間から離れて全力で駆けていきその人に飛びついて顔中にキスをする。
死んでしまった飼い主=あなたは、こうしてペットと再会し、一緒に虹の橋を渡っていく。
本当に存在してほしい”虹の橋”
虹の橋…それは、亡くなってしまった最愛の伴侶がお空へ旅立つ楽園の地。
それはそれは美しく、居心地がよくて、年老いて亡くなってしまった仔も、病気や事故で亡くなってしまった仔も、みんな元気だった頃に戻り楽しく遊びまわることが出来る場所。
そして、私を待っていてくれる。
もし、本当ならば嬉しいし、死ぬのも怖くないなって思いました。
きっと、ペットロスでいつまでも気持ちが滅入ってしまい、悲しみのどん底にいる飼い主に、早く元気を取り戻してほしいと願う気持ちから、「いつまでも悲しまないで…また、会えるよ!」って伝えたい、温かくて優しい想いを込めて贈られた動物たちからのメッセージなのでしょうね。
私を待ってくれている
沢山のねこちゃんを看取りました…
そのたびに、いつもいつも後悔ばかりで、あの時こうしていれば、もっと一緒に居られたのかな…
あの時、こうしなければ、もっともっと生きていてくれたのかな…
と、心が苦しくて、悲しくて寂しくてやりきれない日々が続く。
仕事をしていても、買い物をしていても、想い出しては涙が止まらなくなってしまい、落ち込み暗い表情で過ごす毎日…
でも、この詩を知ってから、気持ちが楽になり暗闇から私を救ってくれた。
それは、二度と会えないと思っていたから、ずっとずっと悲しかったし、辛かった。
本当に実在する場所ではないのかもしれないけれど、虹の橋があると信じる事で、一歩前に歩き出せた。
そんなに、泣かないで
その仔の事を想い、ずっとずっと泣いていると、その仔はとても、心配で心配でお空へ旅立てずに、この世に未練を残してしまうそうです。
沢山泣いて、泣いて、大泣きしてもいいんです。
そのあとに笑顔いっぱいで「ありがとうね」「私は大丈夫」「心配しないで」って言ってあげてください。
私もそうでした…
いつまでも、悲しみのどん底にいて、泣いてばかりの私の側に確かに存在する気配がありました。
亡き愛猫が顔をペロペロなめてくれる。
亡き愛猫の足音がする。
亡き愛猫の匂いを感じる。
だから、そんなに泣かないで…
感謝いっぱいで、旅立たせてあげなくては…と
人知れず亡くなった仔達は…
でも…
虐殺され人知れずに亡くなった仔達は?と思う投稿をTwitterで見付けた。
それは、生き物苦手掲示板からの投稿を見た方がTwitterに書きこんだもの
「虐待を受けて死んだ猫は、虹の橋に行けるのかな?もし、行けたとしても、誰を待っているのかな?野良猫の時にご飯をあげていた人?それとも、その猫を棄てた人?それとも、虐待して虐殺した僕の事を待っているのかな?」って…
読んでいて、吐き気がして頭に血が上った。
絶対にお前のことは、待っているはずないよね?
そもそも、虐殺した奴は空へは行けません。
待っているのは地獄ですから!!!
そして、一生涯苦しみぬいてください!!!
一生懸命に生きているお外の猫を、わざわざ捕獲して、自分の快楽だけのためのに、いたぶり、残酷に殺す行為は犯罪です。
重い罪のはずなのに警察は、軽視しすぎている。
昨年の6月に動物愛護法が改正されても、尚続く動物虐待、もっともっと動物に対する犯罪行為を重く受け止めてほしい。
虐待行為が、益々エスカレートしている近年、人はどうしてこんなにも残酷なのかと悲しみと、怒りがこみあげてくる。
これらが動物愛護法にかかわっていると知らない警察官には、これを見せれば動かざる得ない。
すべての仔達が虹の橋へ
この仔達も必ず【虹の橋】へ行き、楽しく遊び、沢山ご飯を食べて、元気に過ごしているに決まっています。
そして、生前に優しくされた仔は、その人を待ち…
もし、辛かっただけの仔は、生まれ変わって沢山沢山愛されて幸せな日々を送り、そして優しく素敵な場所、虹の橋へと旅たち愛してくれた人を待ちます。
そうです、すべての動物が【虹の橋】へと旅立つのです。
私は、そう信じています。
最後に
我が家は今、3匹のねこちゃんと暮らしています。
今年21歳になったテン(女の子)
今年20歳になるマメ(男の子)
今年5歳になったカイ(男の子)
この仔達も、いつかは一生を全うして【虹の橋】へと旅立っていくでしょう…
想像しただけでも、涙がじわじわを出てきてしまいますが、今の時間を大切に一生懸命、精一杯愛情を注ぎたいと思います。
それでも、きっと、その時は、悲しく、辛く、寂しく、後悔ばかりを想い、大泣きすることでしょう…
でも、私を待っていてくれる…と思うと、今までのように、いつまでも泣くことは無いと思います…
だって、また逢えるなんて、想像しただけで嬉しくなる。
想像しただけ楽しい。
想像しただけで嬉し泣きしそう。
それほどに、この【虹の橋】の詩に救われている。
そして、お空へ旅立っていった愛しい伴侶たち
ずっとずっと私の心に居る可愛い仔達よ、私を虹の橋で待っていてね。
写真が無い仔も、心の中に居るよ…
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