動物愛護法か改正された日【2020.06.01】
殺傷に対する罰則「2年以下の懲役又は200万円以下の罰金」から「5年以下の懲役又は500万円以下の罰金」に強化
虐待や遺棄をした場合の罰則「100万円以下の罰金」から「懲役1年又は100万円以下の罰金」
ペットが大量に繫殖し十分に世話が出来ない「多頭飼育崩壊」の問題も見据え著しく適正を欠いた密度での飼育も虐待とする
みだりに傷つけられた疑いのある動物を診察した獣医師に対し、これまで努力定義だった通報を義務化
動物を虐待する様子をネット上に投稿する例も確認されており相次ぐ悪質な虐待事件の早期発見と防止
その他、無許可で繁殖業を営んだり、業務の改善や停止命令に従わなかったりした場合などに対し、50万円から20万円以下の罰金
これらを、6月から段階的に施行されることになっている。
虐待行為を見かけたり、ネット上の虐待画像を見たら
必ず110番通報をお願いします。
綾瀬警察署:03-3620-0110(署代表)
警視庁 生活安全課
〒100-8929
東京都千代田区霞が関2丁目1番1号電話:03-3581-4321(代表)
東京都動物愛護相談センター:03-3302-3507
こげんたちゃんを絶対に忘れない
2002年5月6日ネット上による猫の虐殺事件、きっと多くの方々が記憶に残る犯罪です。
人間とは思えないほどの酷い虐待を4時間にもわたりネットで流し続けた事件…松原潤は当時の動物愛護法では、たった懲役6ヶ月の求刑に3年の執行猶予の判決が下されました。
あまりにも生き物の命を軽く見た判決に怒りが込み上げてくる…悔しくて心が痛くて悲しくてやりきれない想いでいっぱいでした。
18年もの月日が経ち、ようやく法律も少しは、ましになったのかな?
でも、こげんたちゃん事件を風化させてはいけない!!!という想いとは裏腹に、今もなおネット上の虐待、虐殺は後を絶ちません。
生き物苦手掲示板、Twitterによる虐待画像等の悪質、残忍な行為をする人間をもっともっと、厳しく取り締まって欲いと切に願います。
私は、こげんたちゃんを忘れることが出来ません。
本を一気に読み、あまりの残忍な行為にどれほどの苦痛に耐えなければならなかったのかと思うと、涙があふれ出て、涙が止まらなくて…我が家のにゃんこ達を抱きしめました…
もとはといえば、安易な考えで子猫を捨てたことが、いけない事だと思う。
又はお家から逃げてしまったのかもしれない…逃げてしまったら、絶対に探してほしい
帰ってくるだろう…と思わずに最善の努力をして欲しい。
どちらにしてもお外へ出したことで、大切な命が奪われたことに変わりはない。
生き物を飼うといことの責任を背負わない人間には、絶対に飼ってほしくはない。
猫を捨てることは、犯罪です。
そして、弱いものを虐待する人間は、人として最低な犯罪です。
もし、生きていたら18歳か19歳になっていたであろうこげんたちゃんを優しく抱きしめてあげたかったな…と想う。
最後に…
動物愛護法が改正されただけでは、意味がありません。
この国を担う政治家の方々、この国を守ってくれている警察の方々、生体販売でお金儲けをしている大金持ち、大企業なのに未だ動物実験を続ける企業、獣医師なのに生き物に優しくない獣医師等々…沢山いますよね?
もっと、弱いものに優しく、相手の気持ちに寄り添い自分の為だけではなく、すべての人が生き物に優しくなれたら、きっと素晴らしい国になるはずです。
勿論動物の為に一生懸命働き掛けてくださっている政治家の方々、獣医師の方々もいらっしゃます。
その一方で闇に加担している人間も居ることが許せないと思う。
2020.06.01の動物愛護法改正を重く受け止めて未来に繋げていけたら最高に幸せですね。
先ずは一歩前進です。
日本にもアニマルポリスやアニマルレスキューが設立出来る日を目指して動物たちの声なき声をみんなで届けて行きましょう。
✿国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱いで判る✿ ガンジー
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