捨てられた子猫【必ず保護してほしい】

猫ちゃん
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捨てられたら…子猫はひとりでは生きていけない

今回は捨てられた子猫を見つけたら( 母猫と逸れてしまったのかもしれません )…必ず手を差し伸べてほしいのです。

そのまま放置したら子猫はひとりでは生きていけません。

カラスの餌食になってしまうかもしれません。

15年前ほど前に保護した3匹の子猫は、道路の真ん中に3つ「 もぞもぞ 」と動く物が見えて近くへ行くと、そこにはまだ歩くこともできない小さな小さな子猫が置き去りにされていました。

既に3匹先住猫が居たのでどうしたものか…と思いましたが迷っている暇はありません。

保護して、その足で動物病院連れていきました。酷いですよね…車に惹かれろとばかりに、路上に捨てるなんて信じられませんでした。

この仔たちのお話はまた、改めて…

保護してくれたら

保護して、お家に迎えてくれることが一番嬉しいです。

猫を飼うきっかけは、子猫を保護したから…という方が18.5%(アイペット調べ)だそうです。

ペットショップから買うのではなく、こうした保護猫、里親壌渡会、保健所から引き取る事を沢山の方が考えてくだされば日本のペット事情も変わり、悪質ブリーダー、パピーミル工場、引き取りや、生体オークション、生体販売するペットショップ、殺処分ゼロに近づける事となり、すべての生き物に優しい日本になるはずです。

保護したはいいけど、この先どうしたらいいのか分からずに悩んでしまう事があるかもしれません。

せっかく優しい気持ちで保護してくれても様々な事情で子猫をお家に招くことが出来ない事がありますよね。

でも、必ず良い方法が見つかるので元の場所へ戻したり、保健所へ連れていくことは、絶対に考えないでほしいのです。

動物病院へ連れていく事が一番望ましい

子猫の大きさや状態にもよりますが、動物病院へ連れていく事が一番望ましいと思います。

生後何カ月くらいなのか、健康状態はどうなのかも確認出来ますし、ノミや寄生虫を除去するお薬もその場で投与してくれるので安心です。

その後の育て方や、里親さんを見つけたい時は、里親ボランティアさんとも繋がっているので紹介して貰えるはずなので、先ずは動物病院へ連れて行ってくれると嬉しいです。

生後間もない本当に小さな子猫は(1週間~4週間)

本当に小さな子猫は、まだ体温調整が出来ず寒さに弱いので、必ず温かくてあげてください。

雨などで濡れている場合はドライヤーで乾かしてから(近すぎると火傷をしてしまうので30㎝ほど放して)ダンボールに毛布やフリース等を入れ、ペットボトルにお湯を入れてタオルに包んでいれてあげると湯たんぽになるので薦めです。

子猫は私たちより少し高めの温度(30℃)くらいにしてあげましょう。

生後4週間未満の子猫は自力で排尿、排便が出来ません。

ミルクを飲ませたらゲップをさせてから(人間の赤ちゃんと一緒にですね)排泄させてあげましょう。方法は陰部をぬるま湯で湿らせ、ティシュで優しく刺激してあげてください。

母猫さんは可愛い我が子のお尻をなめて、ちゃんと排泄を促してあげるんですよ♡母親の母性愛をひしひしと感じますね。

ご飯もまだキャットフードは食べられないので、子猫用のミルクをあげましょう。

人間用の牛乳は体内で分解出来ず下痢をしてしまうので、必ず子猫用をあげてください。

生後何日かで回数、飲む量も異なるので、参考までに…【 1週間:2、3時間おきに5ml~8ml 、2週間:3、4時間おきに8ml~12ml、3~6週間:4~6時間おきに10ml~20ml 】あくまでも参考なので、その子猫の体調や体の大きさ等に合わせてあげてください。

Doris MetternichによるPixabayからの画像

小さいけれど4週間以上の子猫は

とっても可愛い盛りですね。

毛もほわほわで目の色もとっても綺麗なブルーだったりします。

でもほとんどの子猫はブルーだったお目目の色が変わってきます。

どんな色でも可愛いですね♡ゲージが無ければ、ダンボールに眠れるスペース(毛布やフリース)とおトイレを入れて始めは、ご飯を食べた後におトイレはここだよと教えてあげるとそこにするようになります。

猫ちゃんはトイレのしつけは比較的に簡単なので助かります。小っちゃいのに、大人の猫ちゃんと同じ仕草でおトイレするので、本当に可愛いんですよ♡

4週間を過ぎるとミルクからキャットフードに切り替えることが出来るので、子猫用の缶詰めやドライフードをお湯でふやかしてあげましょう。

食べることにも興味津々で、一生懸命食べてくれます。子猫に限らずですが、人間の食べる物(味付けしてある物、しょっぱいもの)、猫ちゃんが食べてはいけない物(ネギ類チョコレートアボガド貝類イカタコ辛い物等)は絶対にあげてはいけません。

その他に、おかか、煮干しも私はお勧めできません。猫用でも食べ過ぎは、尿路結石や腎臓の病気になる可能性が高くなってしまいます。

フード着色剤が入っていない物(赤や緑など色付きはNG)少しお値段が高くても一生の事を考えると プレミアムフードが お勧めです。

Lisa LarsenによるPixabayからの画像

お家で家族の一員に

出来れば、保護してくださった方がお家で家族の一員として育ててくれたら子猫にとっても幸せいっぱいです。

もちろん可愛いだけではなく、病気や怪我をしたり、いたずらをしたり、大変な時もありますが、それ以上に私たち人間に寄り添い真っ直ぐな心で信頼してくれる癒しの存在になるはずです。

今ではねこちゃんの寿命も伸びて、平均寿命が15歳~17歳くらいになっているので、本当に長い年月を共に過ごすこととなりますので家族と一緒ですね。

我が家で一番長生きしてくれた猫は21歳でした。ブログでも綴っているので見てくれたら嬉しいです。

どうしても飼う事が出来ないときは

里親さんを探して欲しいと切にお願いします!

必ず見つかりますので優しい里親さんが見つかるまで、最善を尽くして欲しいのです。

子猫が老猫になるまでの一生を幸せに過ごせるために里親さん選びは大事です。

親しい友人や信頼できる人、又は里親会や譲渡会などを開催しているボランティア団体さんが必ず地域にいらっしゃるので、動物病院に聞いてみると教えてくれると思います。

誰でもいいからと安易に 譲渡 すると、里親詐欺師に 譲渡 してしまったら、大変です。

虐待目的だったり、動物実験、三味線の皮などに転売されてしまう事もあります…

せっかくこの世に生まれた大切な尊い命が、そんな悪質、非道な人間の犠牲にならないためにも、里親さんは慎重に決めてほしいと願います。

保健所へ連れていく事はやめてほしい

せっかく保護してくれたのに、保健所へ連れていく事は、絶対にやめてほしい!

日本の猫ちゃんの 殺処分の半数以上(62%ほど)が生まれてすぐ、幼猫が対象だそうです。捨て猫に限らず、外の猫ちゃんが産んでしまった仔達も対象です。

生まれてきた仔達に罪はありません。

猫ちゃんの避妊、去勢手術をせずに外飼いしている飼い主や、室内飼いでも手術せずに多頭飼崩壊になり、生まれた仔達を保健所へ連れていく飼い主が後を絶たない結果です。

全ては人間の行為が原因です。保健所での殺処分ゼロを目指せるのも私たち人間です。

虐待目的で保護する事はもってのほか!

捨てられた子猫を保護して虐待することは犯罪です。

最近Twitterを始めたのですが、虐待目的で保護し虐待行為を繰り返す愚か者が沢山いて、心が痛くて辛くなります。

弱いものを平気で苦しみ痛み恐怖を与え虐殺する異常な奴らが、常に狙っています。

以前ネット上で虐殺されてしまった子猫「こげんたちゃん」は、生涯忘れることが出来ない事件です。

風化させたくない想いとは裏腹に未だに跡を絶ちません…こんな哀れな、誰からも愛してもらえなかった奴、弱くて小っちゃい器の奴の手に渡したくない!

絶対に!動物虐待にもっと厳しい罰則と取り締まりを切に願います。

最後に

新コロナウィルスが猛威を振るっている今「 ステイホーム 」お家時間が増えて、こんなゆっくりとした時間が流れていくのも有りかな?って思っています。

多分今までは、世の中が便利過ぎて、沢山の有難さに感謝する事を忘れかけてしまった私たち人間に試練が来たのかな…なんて考えています。

自分さえよければそれで良し、誰かを思いやる心も忘れかけている大人が多くなってきている気がします。

小さな小さな子猫は一人では生きていけません。

もし、目の前に小さな命を見つけたら迷わずに手を差し伸べて欲しいのです。

特に4週前の子猫はミルクを飲ませたり排尿を促したりで 悪戦苦闘 されるかもしれませんが、ミルクボランティア(乳飲み子をお世話してくれるボランティア)さんもいらっしゃるので、地域のボランティアさんや動物病院の協力のもと 里親さんを見つけてほしいのです。本当は保護してくださった方がお家の仔として迎えてくれたら一番望ましいです。

兄弟、姉妹の子猫達は、本当に仲良しさんなので一緒に過ごせる環境が猫ちゃん達にとっても最高に幸せな事ですし、猫同士で遊ぶのでお世話が楽になります。

何よりもにゃんこと過ごす時間は、かけがえのない大切な時間となるはずです。

絶対に虜になってしまいますよ!…大切な命のバトンを繋いでくださることに感謝です。

そして、何よりも一番大切な事は、母猫の避妊手術です。

避妊手術をしなかった為にどんどん子猫が産まれ、飼い主は生まれた子猫を捨てる、又は保健所へ連れていく…

そんな不幸な猫を増やさないために、せっかく生まれたのに生き残れない命を無くすために、殺処分を無くすためにも 必ず避妊手術を行うことを、お願いしたいと思っております。

Franz W.によるPixabayからの画像

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