マメがお空に旅立った
糖尿病を発症して11年と4ヶ月
20歳と8ヶ月のマメは2022年5月14日お空へ旅立ちました
今日は、3度めの月命日
初盆だからね、帰ってきてるかな?
お帰りなさい
マメとの出会い
以前勤めていた会社の前の病院でのらねこさんから産まれた小さな命
里親さんが決まらずに、我が家の家族になった小さな男の子
投稿済【野良猫だって一生懸命に生きている№2】観てね
先住猫達も、仕方ないな…みたいだったけど、自然と歩み寄って甘えていた可愛い仔
名前は、いつも単純で…お豆みたいに小さいから「マメ」に決まり笑笑
すぐに大きくなっちゃったけどね笑笑
大きな病気もせずに、元気にすくすくと楽しく毎日を過ごしていた
9歳のマメに異変が
2009年の師走12月、正月も近いし忙しいし…
マメは、オシッコの量がすごく多い
お水を沢山飲む
ご飯を沢山食べるのに痩せている
年内に病院へ連れて行けばよかったけれども行けなかった
いえ、行かなかった、嫌な私
新年を迎え、やっぱり早く病院に行かなくてはと焦っても、掛かり付けの病院は、まだお正月休みで診てもらえない…仕方なく年中無休の病院へ行った
そして、結果は「糖尿病」
インスリン治療を始める為には、入院して数時間おきに血糖値を見てインスリンの投与する量を決めていかなくてはならなかった。
入院は、いつも通いなれている掛かり付けの病院にお願いすることにした。
これから、葛藤が始まる。
詳しくは投稿済の【猫の病気】を観てね
あれから11年と4ヶ月…
糖尿病のマメに何回針を刺したのかな…
一日2回単純に計算してみた【8270回】
このほかにも、皮下点滴で太い針を刺しているし、注射なども含めると…
マメ、ごめんね
でも、インスリンのおかげで、普通のねこさんと変わらない生活が送れて、とっても長生きしてくれたね
マメ、ありがとうね
マメが亡くなって掛かり付けの病院の先生も看護師さん達も、とても悲しんでくれたし
糖尿病の仔が11年以上も長生きしてくれた事にびっくりしていたよ
きっと、途中で病院を変えた事で、柔軟に私の想いも尊重してくれた院長先生に出会えたから、マメは長生きできたんだね、本当に感謝でいっぱいです
忙しいとき、夜間にも、マメの事を診てくれて、本当に本当にありがとうございます
淋しい…
マメが居なくて、本当に淋しい
心にポッカリと穴が空いたまま、なかなか閉じてくれない
沢山のねこさん達を看取ってきた
もちろん、悲しいし、淋しいし、辛い
みんな、大切な仔達だから忘れたことは無い
みんな、かけがえのない大切な伴侶
けど、淋しさが半端ないのは何故なんだろ?
ずっと、考えてた…どうしてなんだろ?
考えても、仕方ないけどね
淋しいから、仕方ないね
きっとね…
「手のかかる子は可愛い」って
人一倍心配して、アンテナ張って、注意して過ごしてきたから
張りつめていた糸が消えてしまったからなのかな?
マメとの最期
5月12日の夜までは、ご飯も食べました…
数時間後に嘔吐してしまい
その後は食べることが出来なくなりました…
13日までは、一生懸命歩いては休んで、お家の中を一通りみて歩いていました…
自分が過ごしてきた場所をゆっくりと時間をかけて、目に焼き付けているかのように…
そして、14日は自力で歩くことも出来なくて静かに、ずっと一緒に過ごしました…
なぜか、私は12日の夜に突然膝を痛めてしまい仕事に行くことが出来なくなってしまい
16日までお休みさせて貰うことになり、マメとの最期の時間を大切に大切に過ごすことが出来ました…
きっと神様がマメとの時間を作ってくれたんだと思います…
マメは最期まで一生懸命私に寄り添ってくれました…
私もマメにずっとずっと寄り添えることができました…
20年と8ヶ月
一緒に居てくれて本当にありがとうね…
虹の橋にはテンもネルもウニもチィもみんないるから淋しくないね…
虹の橋で待っててね…
マメの可愛い仕草
マメの長いしっぽ
マメの可愛い肉球
マメの変な鳴き声「ンゴォ~」
マメの愛おしいお顔
ずっとずっと心の中にいるよ…
いっぱいいっぱい泣きました…
枯れるように…
最期は「枯れるように」静かに看取ることができました
数分前から手足が震えて…
少し嘔吐してしまい、少し苦しそうでしたが
ふぅ…って深い呼吸をして
全身の力が抜けていきました
老衰だよね
病気じゃなくて、マメは年を重ねて、おじいちゃんになって、静かに息を引取ったんだね
お疲れ様
そして、ありがとうね
ずっとずっと大好きだよ…マメ
最後に
いつも、いつも後悔ばかりしていた
今までは…
でもね
不思議とマメと過ごした最後の時間は後悔していないかな…
きっとね
マメが教えてくれたんだね
通院も、点滴も、お薬も大事だけどね
一番大事なことは、大好きな人が笑顔でいてくれる事
優しい声で話しかけてくれる事
優しい温っかい手で撫でてくれる事
あっ!
でも、病気のケアを何にもしないことでは無いよ
マメの場合は、インスリンは欠かせないし
点滴も必要な時は打つし、お薬だって、飲まなくてはいけない時は飲むよ
緩和ケアって、知ってる?
痛みや辛さを軽減してくれる手段で、病気が良くなるわけではないけれど大切な事だと思う
言葉を話せない動物の事を一番に考えて、心の声を察してみてね
自分がどうしたいのか?ではなくて、この仔はどうして欲しいのか?
一日でも、一時間でも長生きして欲しいし、一緒に過ごしたいけれど
嫌がる病院へ毎日連れて行かなくてはいけない時は毎日行かなくて良い方法を考えてみるとか…
例えば、点滴に毎日通わなくては、行けない時は自宅で点滴をするとか
先生と相談して、無理のないケアを考えてみる事もとっても大切な事
看取るって、本当に辛いし苦しいし悲しい…
でも、命を預かったら、必ず通らなければならない道
動物が教えてくれる無償の愛、命を守る事の大切さ、愛する事の素晴らしさ、命の尊さ
あなたたちに出会えて本当に幸せな毎日を過ごせている事
あなたたちがいるから頑張れる事
あなたたちがいるから笑顔で過ごせる事
感謝でいっぱい
ありがとうね
また、会う日まで
いってらっしゃい…
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